桐箪笥の桐材として最高級のものは会津桐が一番といわれています。会津桐は江戸時代の初めに、保科正行公によって桐箪笥に使う桐の植林の奨励策が出されたことから始まりました。それ以後、会津松平藩の一貫した政策として桐箪笥に使う桐の植林は続けられてきました。この桐箪笥に使う桐の植林の奨励策は、会津の気候や風土、土壌が桐の生育にぴったりと合っていたことから始まりました。会津では気温の温度差から、そこを流れる川には朝と晩に川霧が発生します。この霧の影響を受けて会津の山間で桐は大きく育っていきます。江戸時代から始まった桐箪笥に使う桐の植林の奨励策は、現在でも受け継がれてきており、桐の木の研究を引き続き行うとともに、植林活動を積極的に行っている状況にあります。このように桐箪笥に使う桐の木の研究が古くからなされており、桐を育てるノウハウに長けているからこそ、結果として最高級の桐箪笥に使う桐の木ができるのです。
会津は最高級の桐の産地ではありますが、桐箪笥の産地ではありません。桐箪笥に使う桐の原木の出荷地域です。地元の桐屋さんは、桐箪笥に使う材料として桐を販売して、逆に、そこから桐たんすを仕入れて販売をするという形がありました。桐たんす製造業者は、会津の桐だけを仕入れるわけではありません。桐箪笥の値段に応じて、様々な地域から仕入れた桐を使い分けて桐箪笥を製造しています。
桐箪笥は、すべての材を外から一目で確認することはできないので、箪笥の背の部分や引き出しの部分を抜いて裏の材を確かめるなど、じっくりと確認することが大切です。
2008年5月23日
2008年2月2日
桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直しサイトその5
新潟県新潟市 > ショッピング > 家具朝倉家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)加茂の桐たんすの製造、販売。製造工程の紹介。http://www.asakurakagu.co.jp/
栃木県鹿沼市 > ショッピング > 家具大塚の桐たんす (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)磯町。桐たんす、桐チェスト、小物等の製造、販売。大塚家具工業が運営。http://www.otsuka-kiri.com/
兵庫県西宮市 > ショッピング > 家具戎家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)パソコンデスク、OAデスク、ベット等の販売。修理、桐たんすの再生も。http://hccweb1.bai.ne.jp/ebisu/
福岡県小郡市 > ショッピング > 家具桐たんす全国通販 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐チェスト、桐衣装ケース、桐箱、桐タンス等の販売。山田家具店が運営。http://www.e-yamada.jp/
広島県府中市 > ショッピング > 家具永久木工 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製造、販売。婚礼家具、桐チェスト等。http://www.fuchu.or.jp/~kiri/
東洋美術家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんす等の婚礼家具を製造。http://www.h5.dion.ne.jp/~toyo/
埼玉県春日部市 > ショッピング > 家具飯島桐箪笥製作所 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製作。http://www3.ocn.ne.jp/~iijima/
豊島区池袋 > ショッピング > 家具太洋産業 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)新品、中古品の総桐たんすの販売。修理、削り直しも。http://members.jcom.home.ne.jp/taiyou-sangyou/
岐阜県関市 > ショッピング > 家具杉山箪笥店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製造、洗浄、再生等。http://www2.ocn.ne.jp/~ayit676/
神奈川県厚木市 > ショッピング > 家具ホームセンターワタナベ (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)総合家具、桐たんすの販売。http://watanabe.zzkt.com/
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オーダーメード家具桐タンス工房 清水家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんす、桐チェスト等の受注生産、たんすの修理、洗濯。制作工程の紹介。http://www.shimizu-kagu.co.jp/
拓宏家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)オーダーメードの家具の製造、販売。桐たんす、婚礼家具等。http://www.sekihirokagu.co.jp/
愛知県大治町 > ショッピング > 家具桐タンス工房 清水家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんす、桐チェスト等の受注生産、たんすの修理、洗濯。制作工程の紹介。http://www.shimizu-kagu.co.jp/
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東京都新宿区 > ショッピング > 家具箪笥の松本 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんす専門店。削り直し案内等。歴史、職人紹介。http://www.kiritansu.co.jp/
京都市中京区 > ショッピング > 家具宮崎家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)夷川。京家具、桐たんす等の販売。http://www.miyazakikagu.com/
呉服店正直屋縁 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)着物、着物地ブレザー、総桐たんす等の販売、振袖のオーダーレンタル等。http://www.shyojikiya-en.com/
愛知県 > きもの、和服 > 呉服店正直屋縁 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)着物、着物地ブレザー、総桐たんす等の販売、振袖のオーダーレンタル等。http://www.shyojikiya-en.com/
福島県会津若松市 > ショッピング > 家具会津松本 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)慶山。会津桐使用の桐たんす、桐下駄、桐小物の製造、販売。http://www.aizu-matsumoto.co.jp/
東京都足立区 > ショッピング > 家具拓宏家具 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)オーダーメードの家具の製造、販売。桐たんす、婚礼家具等。http://www.sekihirokagu.co.jp/
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呉服店正直屋縁 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)着物、着物地ブレザー、総桐たんす等の販売、振袖のオーダーレンタル等。http://www.shyojikiya-en.com/
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民芸品東京の伝統工芸 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)都の指定する伝統工芸品を品目ごとに紹介。桐たんすの紹介等。http://dentou.aitoku.co.jp/
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岸タンス店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)大阪市。西区。南堀江で婚礼家具、桐箪笥販売。http://www.kishitansu.co.jp/
桐里工房 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)大字榎津。たんす、ベッド等の桐製家具の製造、販売、リフォーム。http://www.kirikoubou.com/
桐太郎 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)オーダーメードの焼桐タンス、欅の民芸家具等の製造、販売。ナカシマが運営。http://www.tedukuri-kobo.co.jp/
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大塚の桐たんす (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)磯町。桐たんす、桐チェスト、小物等の製造、販売。大塚家具工業が運営。http://www.otsuka-kiri.com/
桐たんす全国通販 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐チェスト、桐衣装ケース、桐箱、桐タンス等の販売。山田家具店が運営。http://www.e-yamada.jp/
永久木工 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製造、販売。婚礼家具、桐チェスト等。http://www.fuchu.or.jp/~kiri/
飯島桐箪笥製作所 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製作。http://www3.ocn.ne.jp/~iijima/
桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直しサイトその1
ショッピング > 桐製たんす桐の蔵・KIRIZO (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製造、販売。作業風景、職人紹介。http://www.1kirizo.com/
北澤箪笥店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)新潟県加茂の桐箪笥の製造、販売。http://www.kitazawa-tansu.co.jp/
相徳 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)会津桐使用の桐たんすの製造、販売。http://www.aitoku.co.jp/
総桐箪笥和光 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製造、販売。ショールーム、製造工程の紹介。http://www.tansu.com/
相田タンス店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製作、販売。http://www.aida-tansu.jp/
河村木工 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐製家具の製造、販売。衝立、テーブル、椅子、たんす等の収納家具。http://www.hasso.jp/
箪笥の松本 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんす専門店。削り直し案内等。歴史、職人紹介。http://www.kiritansu.co.jp/
渡辺桐箪笥店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐箪笥製造、販売、更生、修理、職人紹介等。http://www.watanabe-kiritansu.jp/
茂野タンス店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐箪笥、桐小物、桐玩具等の製造、販売。http://www.kamono.com/
加茂の桐箪笥屋さん (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)押入収納家具等の販売、リフォームも。小倉タンス店が運営。http://www.rakuten.co.jp/kiritansu/
北澤箪笥店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)新潟県加茂の桐箪笥の製造、販売。http://www.kitazawa-tansu.co.jp/
相徳 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)会津桐使用の桐たんすの製造、販売。http://www.aitoku.co.jp/
総桐箪笥和光 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製造、販売。ショールーム、製造工程の紹介。http://www.tansu.com/
相田タンス店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんすの製作、販売。http://www.aida-tansu.jp/
河村木工 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐製家具の製造、販売。衝立、テーブル、椅子、たんす等の収納家具。http://www.hasso.jp/
箪笥の松本 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐たんす専門店。削り直し案内等。歴史、職人紹介。http://www.kiritansu.co.jp/
渡辺桐箪笥店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐箪笥製造、販売、更生、修理、職人紹介等。http://www.watanabe-kiritansu.jp/
茂野タンス店 (桐箪笥販売桐タンス修理桐たんす削り直し)桐箪笥、桐小物、桐玩具等の製造、販売。http://www.kamono.com/
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2007年11月24日
桐箪笥選び(産地面)
数ある桐箪笥のうち、国から伝統的工芸品として指定されているのは、新潟県加茂桐箪笥、埼玉春日部桐箪笥、名古屋桐箪笥、大阪泉州、和歌山桐箪笥の5か所だけしかありません。歴史的な経緯からして、かつでは、運送手段などが限られたこともあり、なるべく桐箪笥の材料をたんすが売れる消費地の近くまで持ってきて、それから桐箪笥を製造するという流れでした。このため、一部例外になる、加茂を除いてみんな大都市圏が桐箪笥の産地となっています。
江戸時代、最も人口が集中し、火事も多かったことから、江戸は桐箪笥の大消費地だったのですが、東京は国の伝統的工芸品の指定を受けていません。これは、歴史的に100年以上の伝統とがあるので指定を受けるのに何の問題ないのですが、国に申請をしていなかっらことから、残念ながら指定を受けていない状態になっています。
加茂の桐箪笥は、ある意味で独自な発展をしてきたといえます。桐箪笥の生産量としては一番多く、デパートでの桐箪笥の販売量が増加してことから、販売量が伸びてきたといえます。加茂の桐箪笥は、生産量としては、一番多いことは間違いないことですが、そのことを持って、加茂の箪笥が一番良いというのは、デパートの販売の方が話すことです。確かな目を持った人が見た場合、加茂の桐箪笥であっても、良いものから、そうでないものまでいろいろなものがあるということです。
桐箪笥の産地としてどこの桐箪笥がよいかということについては、難しいものがあります。各地の桐箪笥の制作方法は、その地域に古くから伝わる伝統的なものなので、少しずつ工法も違ってきていますが、その工法の違いを持って、どこの産地の桐箪笥が良い悪いということはできません。結論としては、桐箪笥の産地の違いによって、良し悪しを判断することはできないということです。どこの産地の桐箪笥であっても、良い造りのものもあれば、そうでないものもあるということです。
江戸の桐箪笥
江戸時代、最も人口が集中し、火事も多かったことから、江戸は桐箪笥の大消費地だったのですが、東京は国の伝統的工芸品の指定を受けていません。これは、歴史的に100年以上の伝統とがあるので指定を受けるのに何の問題ないのですが、国に申請をしていなかっらことから、残念ながら指定を受けていない状態になっています。
加茂の桐箪笥
加茂の桐箪笥は、ある意味で独自な発展をしてきたといえます。桐箪笥の生産量としては一番多く、デパートでの桐箪笥の販売量が増加してことから、販売量が伸びてきたといえます。加茂の桐箪笥は、生産量としては、一番多いことは間違いないことですが、そのことを持って、加茂の箪笥が一番良いというのは、デパートの販売の方が話すことです。確かな目を持った人が見た場合、加茂の桐箪笥であっても、良いものから、そうでないものまでいろいろなものがあるということです。
産地による桐箪笥の優劣
桐箪笥の産地としてどこの桐箪笥がよいかということについては、難しいものがあります。各地の桐箪笥の制作方法は、その地域に古くから伝わる伝統的なものなので、少しずつ工法も違ってきていますが、その工法の違いを持って、どこの産地の桐箪笥が良い悪いということはできません。結論としては、桐箪笥の産地の違いによって、良し悪しを判断することはできないということです。どこの産地の桐箪笥であっても、良い造りのものもあれば、そうでないものもあるということです。
2007年11月22日
桐箪笥選び(材質面)
桐箪笥に使用される桐の材質については、一口に桐と言っても、ピンからキリまでかなりの幅があるのが実態です。桐たんすでは通常、会津桐が最も良質な桐とされますが、会津桐も会津地方もそれなりの広さがあるので、その中のどこの桐の産地がいいのかといった話にもなってきます。さらに、国内の桐タンスの桐の産地は、北は青森からかなり広範の地域に広がっています。
また、外国から輸入されている桐も、いろいろな国があって特に、北米や中国などが 桐箪笥の桐として有名です。桐に似た木を桐箪笥として安く売っているケースもあり、例えば、ファルカタなどを桐と称して売る悪徳業者までもいます。このうち中国の桐は、値段的にも安いことからかなりの量が桐箪笥の材料として流通しています。また、中国本土で桐箪笥が製品化されて、それを輸入されるものも多く、現在の通信販売では、中国で桐箪笥を製造されたものがかなり多く見ることができます。
桐箪笥の材質の違いは、その桐タンスのグレード的によって少しづつ異なっており、最終的にはかなり異なったものになります。桐箪笥の本質は、桐の材質と構造と、それに一番大きなところは職人の技術です。桐箪笥の一定の水準以上を念頭にして考えると、桐箪笥の構造については、ほとんど変わりがなくなってきます。桐箪笥職人の技術も、どこに力点を置いて判断するかで違うという微妙な違いとなってきます。となると桐箪笥の材の違いをまず中心に考えるべきという結論になります。
桐箪笥の外国からの桐材
また、外国から輸入されている桐も、いろいろな国があって特に、北米や中国などが 桐箪笥の桐として有名です。桐に似た木を桐箪笥として安く売っているケースもあり、例えば、ファルカタなどを桐と称して売る悪徳業者までもいます。このうち中国の桐は、値段的にも安いことからかなりの量が桐箪笥の材料として流通しています。また、中国本土で桐箪笥が製品化されて、それを輸入されるものも多く、現在の通信販売では、中国で桐箪笥を製造されたものがかなり多く見ることができます。
桐箪笥の桐材のグレード
桐箪笥の材質の違いは、その桐タンスのグレード的によって少しづつ異なっており、最終的にはかなり異なったものになります。桐箪笥の本質は、桐の材質と構造と、それに一番大きなところは職人の技術です。桐箪笥の一定の水準以上を念頭にして考えると、桐箪笥の構造については、ほとんど変わりがなくなってきます。桐箪笥職人の技術も、どこに力点を置いて判断するかで違うという微妙な違いとなってきます。となると桐箪笥の材の違いをまず中心に考えるべきという結論になります。
2007年11月20日
桐箪笥・桐たんす・桐タンスの表記の違い
桐箪笥には、「桐たんす」、「桐タンス」というように現在3通りの表記がされる場合があります。漢字表記の箪笥は 箪も笥も 少し意味が違うのですがどちらも中に物を入れる箱の家具を指しています。箪笥という言葉は、箱物家具の総称になります。
桐箪笥を表記する場合には、本来漢字表記の桐箪笥が一番正しいといえますが、箪笥の文字は他の場面にほとんど用いられることもなく、常用漢字以外の表記となり、一般的にかけない漢字 読めない漢字になっているのが実態です。
こうした状況は 実は戦前においても既にあったようで、戦前の表記の状況では、ひらがなではなくカタカナで表記するのが一般的だったため、これがカタカナ表記の桐タンスになったようです。大正時代においても「桐箪笥」を「桐タンス」と表記していましたので、桐箪笥という表記が一般的ではなくなっているようです。
「桐箪笥」を「桐タンス」と表記するカタカナ表記には長い歴史があるわけです。 とはいえ 外来語でもないため、桐タンスのカタカナ表記には 現在では意味がありませんので
、「桐箪笥」を「桐たんす」とひらがなで表記することも多いのが実態です。しかし、桐箪笥の家具のお店によっては、「総桐箪笥」と漢字で表記することによって、桐箪笥の高級感と歴史の重みをかもし出すこともあります。結論としては、「桐箪笥」、「桐たんす」、「桐タンス」という3つの表記は、桐箪笥家具屋のそれぞれの思いによって違いがでているのが実態です。
桐箪笥の「桐箪笥」漢字表記
桐箪笥を表記する場合には、本来漢字表記の桐箪笥が一番正しいといえますが、箪笥の文字は他の場面にほとんど用いられることもなく、常用漢字以外の表記となり、一般的にかけない漢字 読めない漢字になっているのが実態です。
桐箪笥の「桐タンス」カタカナ表記
こうした状況は 実は戦前においても既にあったようで、戦前の表記の状況では、ひらがなではなくカタカナで表記するのが一般的だったため、これがカタカナ表記の桐タンスになったようです。大正時代においても「桐箪笥」を「桐タンス」と表記していましたので、桐箪笥という表記が一般的ではなくなっているようです。
桐箪笥の「桐たんす」ひらがな表記
「桐箪笥」を「桐タンス」と表記するカタカナ表記には長い歴史があるわけです。 とはいえ 外来語でもないため、桐タンスのカタカナ表記には 現在では意味がありませんので
、「桐箪笥」を「桐たんす」とひらがなで表記することも多いのが実態です。しかし、桐箪笥の家具のお店によっては、「総桐箪笥」と漢字で表記することによって、桐箪笥の高級感と歴史の重みをかもし出すこともあります。結論としては、「桐箪笥」、「桐たんす」、「桐タンス」という3つの表記は、桐箪笥家具屋のそれぞれの思いによって違いがでているのが実態です。
2007年11月19日
家具の総桐箪笥の制作過程
家具の総桐箪笥の板乾し
総桐箪笥を制作するには、まず、製材された桐板を板干場で2年ほど雨に打たせてアクを抜き、板の木目と素性を見極めて板選びをします。総桐箪笥職人の頭の中では、既にこの板は桐箪笥の何処にくるか決まっています。
総桐箪笥の木取りの前に曲がった板に焼きを入れて真直ぐにしていきます。桐の板厚を無駄にしない、貴重な材を大切にする先人の知恵が生きています。
家具の総桐箪笥の板矧ぎは、長台でかねくちを合わせて、総桐箪笥の前板には目が詰まった柾目(まさめ)合わせ、総桐箪笥の側板には板目に板目を抱き合わせ美しく見えるように、板を剥いでいきます。
家具の総桐箪笥のホゾ組合せは、柔らかい桐の場合、鑿は押すのではなく刺身を切るように刻んでいきます。総桐箪笥のは材選びから組立てまでを一人の職人が仕上げ、総桐箪笥の刻みの道具も、それぞれの総桐箪笥職人が自分で手入れした道具を使います。
家具の総桐箪笥の本体組立ては、大きな総桐箪笥も自分の作業台で一人で組立てていきます。さまざまな接取加工された総桐箪笥の部材が、竹クギや木クギで組立てられていき、総桐箪笥が美しく仕上げるためには手間を惜しみません。
家具の総桐箪笥の抽斗組立ては、柔らかい桐材に適した包蟻組みで抽斗(ひきだし)が組立てられます。総桐箪笥の本体に隙間無く納まるように、一つ一つ鉋で0.01mmの調整をしていきます。
家具の総桐箪笥のヤシャブシは、夜叉倍子(やしゃぶし)の実をコーヒー色になるまで長時間煮た煮汁です。ヤシャブシを塗った総桐箪笥は長年の間に味がでてくるのが特徴です。
家具の総桐箪笥の塗りは、総桐箪笥の表面はヤケ防止と美しい仕上げのために、ヤシャブシにとの粉を混ぜた物を刷毛に絞りながら総桐箪笥に数回重ね塗りを行います。カルカヤの根を束ねたうずくりで、総桐箪笥の木目に沿って目立てを行います。
家具の総桐箪笥の金具付けとして、最後に前飾り、丸環、錠等を取りつけます。桐箪笥金具は、民芸金具のような無骨なものではなく、大名道具に付けられていた優美で手が込んだ美術工芸的金具を総桐箪笥に使用します。
総桐箪笥を制作するには、まず、製材された桐板を板干場で2年ほど雨に打たせてアクを抜き、板の木目と素性を見極めて板選びをします。総桐箪笥職人の頭の中では、既にこの板は桐箪笥の何処にくるか決まっています。
家具の総桐箪笥の板焼き
総桐箪笥の木取りの前に曲がった板に焼きを入れて真直ぐにしていきます。桐の板厚を無駄にしない、貴重な材を大切にする先人の知恵が生きています。
家具の総桐箪笥の板矧ぎ(いたはぎ)
家具の総桐箪笥の板矧ぎは、長台でかねくちを合わせて、総桐箪笥の前板には目が詰まった柾目(まさめ)合わせ、総桐箪笥の側板には板目に板目を抱き合わせ美しく見えるように、板を剥いでいきます。
家具の総桐箪笥のホゾ組合せ
家具の総桐箪笥のホゾ組合せは、柔らかい桐の場合、鑿は押すのではなく刺身を切るように刻んでいきます。総桐箪笥のは材選びから組立てまでを一人の職人が仕上げ、総桐箪笥の刻みの道具も、それぞれの総桐箪笥職人が自分で手入れした道具を使います。
家具の総桐箪笥の本体組立て
家具の総桐箪笥の本体組立ては、大きな総桐箪笥も自分の作業台で一人で組立てていきます。さまざまな接取加工された総桐箪笥の部材が、竹クギや木クギで組立てられていき、総桐箪笥が美しく仕上げるためには手間を惜しみません。
家具の総桐箪笥の抽斗組立て
家具の総桐箪笥の抽斗組立ては、柔らかい桐材に適した包蟻組みで抽斗(ひきだし)が組立てられます。総桐箪笥の本体に隙間無く納まるように、一つ一つ鉋で0.01mmの調整をしていきます。
家具の総桐箪笥のヤシャブシ
家具の総桐箪笥のヤシャブシは、夜叉倍子(やしゃぶし)の実をコーヒー色になるまで長時間煮た煮汁です。ヤシャブシを塗った総桐箪笥は長年の間に味がでてくるのが特徴です。
家具の総桐箪笥の塗り
家具の総桐箪笥の塗りは、総桐箪笥の表面はヤケ防止と美しい仕上げのために、ヤシャブシにとの粉を混ぜた物を刷毛に絞りながら総桐箪笥に数回重ね塗りを行います。カルカヤの根を束ねたうずくりで、総桐箪笥の木目に沿って目立てを行います。
家具の総桐箪笥の金具付け
家具の総桐箪笥の金具付けとして、最後に前飾り、丸環、錠等を取りつけます。桐箪笥金具は、民芸金具のような無骨なものではなく、大名道具に付けられていた優美で手が込んだ美術工芸的金具を総桐箪笥に使用します。
2007年11月18日
60年前の桐箪笥の削り直しによる復元
60年前の桐箪笥がありました。その桐たんすの引き出しの金具ははずれ底板も裏板も割れて剥がれていました。この桐タンスは、太平洋戦争直後におばあさんがお嫁入り道具として持ってきた桐箪笥です。倉庫の中に長い間放置されていたものですが、自宅の新築に合わせて再生したいそうです。
桐箪笥の削り直しをするために桐箪笥付いている金具をすべて取り外します。この時気をつけなければいけないことは小さな釘の取り忘れです。桐箪笥にこれが残っているとかんなをかける時、かんなの刃を傷めてしまいます。細かいけれど桐箪笥の削り直しには大切な仕事です。その後桐箪笥全体をお湯で洗い流し、表面の汚れを拭き取ります。
桐箪笥を完全に乾燥させた後、桐箪笥全体をかんなで削ります。桐箪笥は表面は茶色く変色していても、かんなで削れば下からまた白い桐の木地が出てきます。これは、桐の持つ木材としての特徴の一つで、桐は多孔質で内部に多くの空気の含むことから汚れが桐箪笥の中まで染み込まないのです。
かんなで桐箪笥全体を削り終わった桐箪笥を仕上ます。この工程も新品の桐箪笥と同様専門の仕上げ師が行います。桐箪笥の仕上の種類は、その用途によって殿粉仕上、夜叉仕上げ、時代仕上げ、弁柄仕上げなどがあります。桐箪笥は呼吸をしているためニスやウレタンなどは使用しません。すべて天然の素材から採れた塗料のみで仕上ます。
仕上終わった桐箪笥に新しい金具と取り付けます。削り直しの桐箪笥の場合、既存の金具を直して再び取り付ける場合と新規に新しい金具に取り替える場合があります。桐箪笥の削りなおしの注文をしたお客もとても喜んでいました。このように桐箪笥は100%再生可能な、環境にやさしく経済的な家具なのです。
桐箪笥の削り直しの準備
桐箪笥の削り直しをするために桐箪笥付いている金具をすべて取り外します。この時気をつけなければいけないことは小さな釘の取り忘れです。桐箪笥にこれが残っているとかんなをかける時、かんなの刃を傷めてしまいます。細かいけれど桐箪笥の削り直しには大切な仕事です。その後桐箪笥全体をお湯で洗い流し、表面の汚れを拭き取ります。
桐箪笥の削り直しのかんながけ
桐箪笥を完全に乾燥させた後、桐箪笥全体をかんなで削ります。桐箪笥は表面は茶色く変色していても、かんなで削れば下からまた白い桐の木地が出てきます。これは、桐の持つ木材としての特徴の一つで、桐は多孔質で内部に多くの空気の含むことから汚れが桐箪笥の中まで染み込まないのです。
桐箪笥の削り直しの仕上げ
かんなで桐箪笥全体を削り終わった桐箪笥を仕上ます。この工程も新品の桐箪笥と同様専門の仕上げ師が行います。桐箪笥の仕上の種類は、その用途によって殿粉仕上、夜叉仕上げ、時代仕上げ、弁柄仕上げなどがあります。桐箪笥は呼吸をしているためニスやウレタンなどは使用しません。すべて天然の素材から採れた塗料のみで仕上ます。
桐箪笥の金具付け
仕上終わった桐箪笥に新しい金具と取り付けます。削り直しの桐箪笥の場合、既存の金具を直して再び取り付ける場合と新規に新しい金具に取り替える場合があります。桐箪笥の削りなおしの注文をしたお客もとても喜んでいました。このように桐箪笥は100%再生可能な、環境にやさしく経済的な家具なのです。
2007年11月15日
生まれた時に植えた桐で嫁入り桐箪笥が作れるのか
かつて、日本の風習として、女の子が生まれた時には桐を植えて、その子がお嫁に行く時に成長した桐の木を使って嫁入り道具の一つとして桐箪笥を持たせるという話がありました。
確かに桐の木は育ちが非常に早い木ですが、いくら育ちが早いといっても、10年や20年では、現在求められている桐箪笥たんすの製作に使えるような木までは大きく育ちません。また、家具を製作するには、どんな木であっても生木を使うことは決してなく、このことは桐の木も同様で、自然乾燥させて初めて桐箪笥の製作に使える木になるので、この桐の木の乾燥期間も必要になってきます。
仮に30年の桐の木を使ったとしても、桐の木の乾燥に2年かかるとなると32年になりますので、嫁入りに間に合わない状態です。ましてや現代と違って昔の女性の結婚は10代というのも多かったので間に合うはずがありません。
また、一本の桐の木では、一棹の桐箪笥タンスを作るのにはまったく量が足りません。どんな形の桐箪笥を作るかによって必要量は変わってきますが、数本の桐の木がないと一棹の桐箪笥にはなりません。こうしたことから、女の子が生まれた時に植えた桐で嫁入り桐箪笥を作ったという話は、本当に桐箪笥を作ったというよりも、むしろ「桐の木の生長が、それほど早いものだ。」という物の例えで言われ続けられてきたものと考えられます。
確かに桐の木は育ちが非常に早い木ですが、いくら育ちが早いといっても、10年や20年では、現在求められている桐箪笥たんすの製作に使えるような木までは大きく育ちません。また、家具を製作するには、どんな木であっても生木を使うことは決してなく、このことは桐の木も同様で、自然乾燥させて初めて桐箪笥の製作に使える木になるので、この桐の木の乾燥期間も必要になってきます。
仮に30年の桐の木を使ったとしても、桐の木の乾燥に2年かかるとなると32年になりますので、嫁入りに間に合わない状態です。ましてや現代と違って昔の女性の結婚は10代というのも多かったので間に合うはずがありません。
また、一本の桐の木では、一棹の桐箪笥タンスを作るのにはまったく量が足りません。どんな形の桐箪笥を作るかによって必要量は変わってきますが、数本の桐の木がないと一棹の桐箪笥にはなりません。こうしたことから、女の子が生まれた時に植えた桐で嫁入り桐箪笥を作ったという話は、本当に桐箪笥を作ったというよりも、むしろ「桐の木の生長が、それほど早いものだ。」という物の例えで言われ続けられてきたものと考えられます。
2007年11月14日
桐箪笥のとのこ仕上げ
桐箪笥のとのこ仕上げとは、現在の総桐たんすにおいて一番一般的な仕上げ方法です。桐箪笥の「仕上げ」とは、桐箪笥の表面の塗装のことをいいます。桐たんすは、一見、塗装されていないように見えますが、表面が無塗装ということではなく、桐箪笥の表面にはとのこ仕上げが施してあります。
桐箪笥のとのこ仕上げは、「やしゃ砥粉仕上げ」ともいい、木の実である「やしゃ」を煮ると出てくる抽出液をろ過したものと砥粉とをあわせたものを 桐箪笥の表面に重ね塗りしていきます。桐箪笥の表面にとのこを刷り込んでいくように作業をすると、だんだんと桐箪笥の表面が滑らかになり、何度も重ね塗りしていくうちに、桐箪笥の表面はとのこが染み込んでツルツルになり、桐箪笥本来の美しさをかもし出すようになります。
桐箪笥の表面の柾目のくっきりしたラインは、やしゃによって、よりはっきりとなっていきます。また、桐箪笥たんす表面のやや黄色がかった白色は、混ぜる砥粉の色によって決まります。
桐箪笥に砥粉仕上げを施すことによって、桐箪笥タンスが本来持っている湿度を自動的に調整する機能が、より湿度に対して桐箪笥が敏感に反応するようになります。このように、桐箪笥のとのこ仕上げは、桐箪笥本来の美しさを引き出すと共に、桐箪笥の機能を高める働きもするという桐箪笥にピッタリな仕上げ方法の一つです。
桐箪笥のとのこ仕上げは、「やしゃ砥粉仕上げ」ともいい、木の実である「やしゃ」を煮ると出てくる抽出液をろ過したものと砥粉とをあわせたものを 桐箪笥の表面に重ね塗りしていきます。桐箪笥の表面にとのこを刷り込んでいくように作業をすると、だんだんと桐箪笥の表面が滑らかになり、何度も重ね塗りしていくうちに、桐箪笥の表面はとのこが染み込んでツルツルになり、桐箪笥本来の美しさをかもし出すようになります。
桐箪笥の表面の柾目のくっきりしたラインは、やしゃによって、よりはっきりとなっていきます。また、桐箪笥たんす表面のやや黄色がかった白色は、混ぜる砥粉の色によって決まります。
桐箪笥に砥粉仕上げを施すことによって、桐箪笥タンスが本来持っている湿度を自動的に調整する機能が、より湿度に対して桐箪笥が敏感に反応するようになります。このように、桐箪笥のとのこ仕上げは、桐箪笥本来の美しさを引き出すと共に、桐箪笥の機能を高める働きもするという桐箪笥にピッタリな仕上げ方法の一つです。
2007年11月13日
桐箪笥の時代仕上げ
桐箪笥の表面に焼き色を付けてたんすを仕上げるやり方を現在は総称して桐箪笥の時代仕上げと言う場合が多くなっています。桐箪笥の時代仕上げのメリットとしては、桐箪笥の表面を焼くことによって硬くすることや、桐箪笥の色の変化が少ないことなどがあります。一方で桐箪笥の時代仕上げのデメリットとしては、桐箪笥の表面を焼くことによって、桐箪笥本来の大きな特徴である湿気に対する反応が鈍くなることや、桐箪笥に焼き色がある程度浸透するために桐箪笥の削り直しなどのときに、再度時代仕上げにしなければならないなどがあります。
また、桐箪笥の製造販売側からすると、桐箪笥の修理部分が判別がしにくいことや元の桐箪笥の良し悪しがわかりにくいなどの事情から、削り直しでは桐箪笥の時代仕上げを強く勧める箪笥屋があります。
こうした諸般の事情から、かつては新しい桐箪笥にはあまり用いることは少なく、桐箪笥の削り直しに多かったのですが、最近では、所有者の意向で桐箪笥の時代仕上げにする場合もあれば、業者の意向として桐箪笥の時代仕上げを選択することもあって、新品でも桐箪笥の時代仕上げの比率は高まっています。
また、桐箪笥の製造販売側からすると、桐箪笥の修理部分が判別がしにくいことや元の桐箪笥の良し悪しがわかりにくいなどの事情から、削り直しでは桐箪笥の時代仕上げを強く勧める箪笥屋があります。
こうした諸般の事情から、かつては新しい桐箪笥にはあまり用いることは少なく、桐箪笥の削り直しに多かったのですが、最近では、所有者の意向で桐箪笥の時代仕上げにする場合もあれば、業者の意向として桐箪笥の時代仕上げを選択することもあって、新品でも桐箪笥の時代仕上げの比率は高まっています。
2007年11月9日
桐箪笥の優れた特長
高級家具の代名詞でもある桐箪笥には、その名に恥じることのない優れた特長がいくつもあります。
桐箪笥に使われている桐材は湿度により膨張したり収縮したりするので、桐箪笥は梅雨期や夏期は湿度が多い為に引出しが堅くなり、湿気が中まで入りません。逆に、桐箪笥は秋冬の乾燥期には引出しが甘くなり乾いた空気が入ります。桐箪笥は、いつも引出しの中は乾いた状態を保ち、まさに天然の湿度調整装置が備わったタンスなのです。大切な、きものや服を桐箪笥は、カビや変色から守ります。結露がおこりやすい住宅にお住まいの方は特に桐箪笥をお薦めします。
かつで「火事と喧嘩は江戸の花」と言われるように江戸の町は、火事が多く発生していました。しかし、消防の力が備わっていなかった時代には、大切なものは持って逃げることしかできませんでした。 このため、たんすは移動性のある車たんすが重宝がられていましたが、明暦3年(1657)の江戸の大火では、大型の車たんすに荷物を積んだ人々で道路がふさがれ、それに火がつき大惨事になりました。この状態を重く見た幕府は、天和3年(1683)、車たんすを禁止してしまいました。そこで、車箪笥に代わる移動性のある収納具として、軽くて燃えにくい桐箪笥が注目され、火事の時には棒通しに棒を通して運び出す桐箪笥が広く普及しました。
桐箪笥のシンボルでもある鳳凰は、中国の伝説の鳥で、姿は黄金に輝き燃えるような五色に彩られているとされています。首は蛇のように長く、龍の紋と鶏の嘴を持ち、高さ五、六尺で天下太平の時にしか現れず、東方より太陽の光に乗って飛んでくるといわれています。羽を広げた孔雀に似ているともいわれて、手塚治虫氏の「火の鳥」も鳳凰がモデルになっているのではともいわれています。鳳凰が飛ぶ時は雷が鳴らず風雨も起こらず、河川は溢れず、他の鳥や虫も鳴くことは無く、翼のはためく音は、瞎(しょう)の音のようだといいます。鳳凰は雌雄二羽で夫婦和合のシンボルでもあり、鳳が雄で「節節」と鳴き、 凰が雌で「足足」と鳴きます。この鳥は決して殺生せず、桐に宿り、竹の実以外は 食べないとされています。
桐箪笥の「桐」という名前は桐の木の性質から付けられたと言われています。つまり、桐の木は、最初に伸びた根をそのまましておくより、 一度根元から切る方が、元気のよい新芽が出てかえってよく成長する性質があるので、「一度切る」 ところから「キリ」 という名がついたといわれています。あるいは、桐の木は、ゴマノハグサ科の名のとおり草の仲間で木と同じ「木+同=桐」というところから桐の名がついたともいわれています。 桐の木は幼木の間は、成長が著しく早いので成長のシンボルでもあり、桐箪笥には、 直径約30cm以上で、30~50年ものを使用します。
桐箪笥の湿度調整
桐箪笥に使われている桐材は湿度により膨張したり収縮したりするので、桐箪笥は梅雨期や夏期は湿度が多い為に引出しが堅くなり、湿気が中まで入りません。逆に、桐箪笥は秋冬の乾燥期には引出しが甘くなり乾いた空気が入ります。桐箪笥は、いつも引出しの中は乾いた状態を保ち、まさに天然の湿度調整装置が備わったタンスなのです。大切な、きものや服を桐箪笥は、カビや変色から守ります。結露がおこりやすい住宅にお住まいの方は特に桐箪笥をお薦めします。
桐箪笥と火事
かつで「火事と喧嘩は江戸の花」と言われるように江戸の町は、火事が多く発生していました。しかし、消防の力が備わっていなかった時代には、大切なものは持って逃げることしかできませんでした。 このため、たんすは移動性のある車たんすが重宝がられていましたが、明暦3年(1657)の江戸の大火では、大型の車たんすに荷物を積んだ人々で道路がふさがれ、それに火がつき大惨事になりました。この状態を重く見た幕府は、天和3年(1683)、車たんすを禁止してしまいました。そこで、車箪笥に代わる移動性のある収納具として、軽くて燃えにくい桐箪笥が注目され、火事の時には棒通しに棒を通して運び出す桐箪笥が広く普及しました。
桐箪笥と鳳凰
桐箪笥のシンボルでもある鳳凰は、中国の伝説の鳥で、姿は黄金に輝き燃えるような五色に彩られているとされています。首は蛇のように長く、龍の紋と鶏の嘴を持ち、高さ五、六尺で天下太平の時にしか現れず、東方より太陽の光に乗って飛んでくるといわれています。羽を広げた孔雀に似ているともいわれて、手塚治虫氏の「火の鳥」も鳳凰がモデルになっているのではともいわれています。鳳凰が飛ぶ時は雷が鳴らず風雨も起こらず、河川は溢れず、他の鳥や虫も鳴くことは無く、翼のはためく音は、瞎(しょう)の音のようだといいます。鳳凰は雌雄二羽で夫婦和合のシンボルでもあり、鳳が雄で「節節」と鳴き、 凰が雌で「足足」と鳴きます。この鳥は決して殺生せず、桐に宿り、竹の実以外は 食べないとされています。
桐箪笥と桐の名前
桐箪笥の「桐」という名前は桐の木の性質から付けられたと言われています。つまり、桐の木は、最初に伸びた根をそのまましておくより、 一度根元から切る方が、元気のよい新芽が出てかえってよく成長する性質があるので、「一度切る」 ところから「キリ」 という名がついたといわれています。あるいは、桐の木は、ゴマノハグサ科の名のとおり草の仲間で木と同じ「木+同=桐」というところから桐の名がついたともいわれています。 桐の木は幼木の間は、成長が著しく早いので成長のシンボルでもあり、桐箪笥には、 直径約30cm以上で、30~50年ものを使用します。
2007年10月19日
桐箪笥(きりたんす)の特徴
家具の中でも桐箪笥(きりたんす)といえば高級家具の代名詞です。日本では、昔、家に女の子が生まれると桐の苗木を植えて、その子が大きくなって結婚する時には、そのキリを切って箪笥を作り、嫁入り道具の一つにするという風習がありました。桐の木は成長が早いため、ほんの何10年かで家具にできるまで大きく育つのです。
また、桐たんすの特徴として、見た目や軽さからは良く燃えそうですが、逆に燃えにくいため、火災にあっても桐たんすの中に入っていた着物が燃えずに火事後に残っていたという事例もたくさんあります。
桐箪笥は日本だけにしかない、古き良き文化が今でも生き続けているものです。桐箪笥は乾燥すれば収縮して通気性を増し、逆に湿気が増えれば膨張して水分の侵入を防ぎます。
桐箪笥は、カビや害虫を寄せつけず、腐りにくく頑丈です。
桐箪笥は、何十年も前の桐タンスであっても、再度、削り直し修理に出すことによって、まっさらな桐タンスにきれいにリフォームされ生まれ変わります。
おばあちゃんが御嫁に来るときに、嫁入り道具として持ってきた桐箪笥が、孫の代になっても削り直しによって、また新たに生まれ変わります。削り直しは、新しくなった桐箪笥を見て、おばあちゃんが「また御嫁にいけるね。」という言葉に象徴されます。
桐タンスは、たとえ、高価であっても、孫子の時代まで長く使い続けることができる家具として、桐たんすは、日本古来からの「もったいない」精神を発揮したリサイクル可能な家具です。桐箪笥は、高価で買取される家具の一つでもあります。
桐たんすの特徴その2
また、桐たんすの特徴として、見た目や軽さからは良く燃えそうですが、逆に燃えにくいため、火災にあっても桐たんすの中に入っていた着物が燃えずに火事後に残っていたという事例もたくさんあります。
桐たんすの特徴その3
桐箪笥は日本だけにしかない、古き良き文化が今でも生き続けているものです。桐箪笥は乾燥すれば収縮して通気性を増し、逆に湿気が増えれば膨張して水分の侵入を防ぎます。
桐箪笥は、カビや害虫を寄せつけず、腐りにくく頑丈です。
桐箪笥の削り直し
桐箪笥は、何十年も前の桐タンスであっても、再度、削り直し修理に出すことによって、まっさらな桐タンスにきれいにリフォームされ生まれ変わります。
おばあちゃんが御嫁に来るときに、嫁入り道具として持ってきた桐箪笥が、孫の代になっても削り直しによって、また新たに生まれ変わります。削り直しは、新しくなった桐箪笥を見て、おばあちゃんが「また御嫁にいけるね。」という言葉に象徴されます。
桐箪笥は日本古来の「もったいない」精神
桐タンスは、たとえ、高価であっても、孫子の時代まで長く使い続けることができる家具として、桐たんすは、日本古来からの「もったいない」精神を発揮したリサイクル可能な家具です。桐箪笥は、高価で買取される家具の一つでもあります。
2007年10月17日
桐箪笥は削り直しで新品同様に更生再生
桐箪笥(きりたんす)は、かなり高価なもので、昔も今も高級家具・高級箪笥の代名詞になっていますが、桐タンスは何百年にわたって使うことが可能な唯一の桐の家具です。これは、古くなってくすんでしまった桐タンスや汚れてしまった桐タンス、日に焼けてしまった桐タンスであっても、削り直しによって何度も新品同様にリフォームできるからです。
桐箪笥の削り直しは 単に桐箪笥の表面だけを削るということだけで終わらず、桐箪笥の板の割れ目や隙間など細かくいろいろなところを職人の目で見つけ出しながら修理補修し、最初に販売されていた当時の桐箪笥の表面の輝きを取り戻してから、桐箪笥の色付け、金具付けと進みます。この際には、要望によって、金具などを新しいものに付け替えることも可能なので、そうして削り直しを受けた桐箪笥は、まさに新品と見間違うかのような出来あいにリフォームされてきます。
桐箪笥の削り直しは、家具職人であれば誰でもできるというものではなく、桐箪笥の削り直し専門の職人が手がけることによって、初めて美しい桐箪笥が蘇ります。もちろん、職人の腕によって桐箪笥の削り直しも大きな差が出るので、過去の実績や納入先などを調べてから削り直しに出す必要があります。
桐箪笥の削り直し
桐箪笥の削り直しは 単に桐箪笥の表面だけを削るということだけで終わらず、桐箪笥の板の割れ目や隙間など細かくいろいろなところを職人の目で見つけ出しながら修理補修し、最初に販売されていた当時の桐箪笥の表面の輝きを取り戻してから、桐箪笥の色付け、金具付けと進みます。この際には、要望によって、金具などを新しいものに付け替えることも可能なので、そうして削り直しを受けた桐箪笥は、まさに新品と見間違うかのような出来あいにリフォームされてきます。
桐箪笥の削り直しは職人によって差が
桐箪笥の削り直しは、家具職人であれば誰でもできるというものではなく、桐箪笥の削り直し専門の職人が手がけることによって、初めて美しい桐箪笥が蘇ります。もちろん、職人の腕によって桐箪笥の削り直しも大きな差が出るので、過去の実績や納入先などを調べてから削り直しに出す必要があります。
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