2007年11月22日木曜日

桐箪笥選び(材質面)

 桐箪笥に使用される桐の材質については、一口に桐と言っても、ピンからキリまでかなりの幅があるのが実態です。桐たんすでは通常、会津桐が最も良質な桐とされますが、会津桐も会津地方もそれなりの広さがあるので、その中のどこの桐の産地がいいのかといった話にもなってきます。さらに、国内の桐タンスの桐の産地は、北は青森からかなり広範の地域に広がっています。

桐箪笥の外国からの桐材


 また、外国から輸入されている桐も、いろいろな国があって特に、北米や中国などが 桐箪笥の桐として有名です。桐に似た木を桐箪笥として安く売っているケースもあり、例えば、ファルカタなどを桐と称して売る悪徳業者までもいます。このうち中国の桐は、値段的にも安いことからかなりの量が桐箪笥の材料として流通しています。また、中国本土で桐箪笥が製品化されて、それを輸入されるものも多く、現在の通信販売では、中国で桐箪笥を製造されたものがかなり多く見ることができます。

桐箪笥の桐材のグレード


 桐箪笥の材質の違いは、その桐タンスのグレード的によって少しづつ異なっており、最終的にはかなり異なったものになります。桐箪笥の本質は、桐の材質と構造と、それに一番大きなところは職人の技術です。桐箪笥の一定の水準以上を念頭にして考えると、桐箪笥の構造については、ほとんど変わりがなくなってきます。桐箪笥職人の技術も、どこに力点を置いて判断するかで違うという微妙な違いとなってきます。となると桐箪笥の材の違いをまず中心に考えるべきという結論になります。

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