江戸の桐箪笥
江戸時代、最も人口が集中し、火事も多かったことから、江戸は桐箪笥の大消費地だったのですが、東京は国の伝統的工芸品の指定を受けていません。これは、歴史的に100年以上の伝統とがあるので指定を受けるのに何の問題ないのですが、国に申請をしていなかっらことから、残念ながら指定を受けていない状態になっています。
加茂の桐箪笥
加茂の桐箪笥は、ある意味で独自な発展をしてきたといえます。桐箪笥の生産量としては一番多く、デパートでの桐箪笥の販売量が増加してことから、販売量が伸びてきたといえます。加茂の桐箪笥は、生産量としては、一番多いことは間違いないことですが、そのことを持って、加茂の箪笥が一番良いというのは、デパートの販売の方が話すことです。確かな目を持った人が見た場合、加茂の桐箪笥であっても、良いものから、そうでないものまでいろいろなものがあるということです。
産地による桐箪笥の優劣
桐箪笥の産地としてどこの桐箪笥がよいかということについては、難しいものがあります。各地の桐箪笥の制作方法は、その地域に古くから伝わる伝統的なものなので、少しずつ工法も違ってきていますが、その工法の違いを持って、どこの産地の桐箪笥が良い悪いということはできません。結論としては、桐箪笥の産地の違いによって、良し悪しを判断することはできないということです。どこの産地の桐箪笥であっても、良い造りのものもあれば、そうでないものもあるということです。
